LTspice入門

LTspice

関連記事 LTspiceの記事一覧

関連記事 PSpiceの記事一覧

スポンサーリンク

LTspiceについて

久しぶりにspiceを使ってみたく、Analog Devices社の回路シミュレータLTspiceをインストールしてみました。

LTspiceはアメリカのLinear Technology社が開発したspiceだと思っていましたが、Linear Technology社は同業のAnalog Devices社に買収されたらしく、今はAnalog Devices社から公開されているんですね。

新規回路図の作り方

Analog Devices社のホームページからダウンロードして、起動すると以下の画面が表示されます。

起動後の画面

そしたら回路図を新規作成してみます。

FileメニューからNew Schematicを選択すると、以下の画面が表示されます。

新規回路図の作成

これで新規回路図の作成は終了です。

電源と抵抗の部品配置

新規回路図を作成したので、簡単な回路を作成して動作確認をしてみたいと思います。

作成する回路は電源と抵抗で、ちゃんと電圧値がシミュレーションできるかを確認してみたいと思います。

まずは電源を配置してみます。電源は定電圧源です。

メニュー画面にある”component”アイコンをクリックすると、”Select Component Symbol”という画面が表示されます。

その中から”voltage”を選択して、OKボタンをクリックします。

電源の選択

回路図上で、電源を配置したい場所でクリックすると下記のように電源が配置されます。

これで電源の配置は完了です。

次に抵抗を配置してみます。

電源と同様、メニュー画面にある”component”をクリックし、”Select Component Symbol”から”res”を選択します。

抵抗の選択

ここでは抵抗を2つ配置します。

抵抗を配置したい場所にマウスを移動させ、クリックします。それを2回繰り返すと、抵抗を2つ配置できます。

抵抗の配置

これで電源と抵抗の配置は完了です。

配線

電源と抵抗の部品配置が終わったので、部品間の配線をします。

まずはメニュー画面から”wire”アイコンをクリックします。

wireの選択

“wire”をクリックしたら、部品に表示されている□間を接続します。

wireを曲げたい場合は、曲げたい場所でクリックすると曲げられます。

部品の□間をwireで以下のように接続します。

wireでの接続後

GNDの配置

忘れてはいけないのがGNDの配置です。

メニュー画面から”ground”アイコンを選択して配置します。

配置が終わったらwireで接続しておきます。

GNDの配置と接続

電圧値と抵抗値の設定

部品の配置と接続が終わったので、次は電源の電圧値と抵抗の抵抗値を設定します。

ここでは、電圧値を5V、抵抗値は2つとも10kΩに設定します。

まずは電圧値の設定です。

マウスでカーソールを電源の上に持っていき、右クリックします。

すると、下のような画面が出るので、”DC value(v)”に5、”Series Resistance(Ω)”に0を入力します。

Series Resistanceは電源の内部抵抗です。

電圧値の設定

次に抵抗値を設定します。

電源と同様、抵抗にカーソルをあわせ、右クリックをします。

すると、以下の画面が表示されるので、”Resistance(Ω)”に10kと入力します。

抵抗値の設定

もう1つの抵抗にも同じ操作をして10kΩに設定します。

そうすると以下のような画面が表示されます。

電圧値と抵抗値の設定後

シミュレーション

ようやくシミュレーション用の回路図作成が終了しました。

次にシミュレーションを実施してみたいと思いますが、ここでは抵抗R1とR2の間の電圧をシミュレーションで求めてみたいと思います。

シミュレーションをするまでもなく2.5Vとわかりますが、ちゃんと2.5Vが出力されるかを確認してみます。

シミュレーションの前にシミュレーション設定をする必要がありますが、ここではシミュレーション時間を設定するだけです。

シミュレーション時間は、何秒間シミュレーションするかの設定です。

メニューの”Simulate”から”Edit Simulation Cmd”を選択します。

シミュレーション時間の設定

以下の画面が出るので、”Stop time”に1uと入力します。

シミュレーション時間は1usという設定です。

1usのシミュレーション時間

OKボタンを押すと、”.tran 1u”というのが表示されるので、邪魔にならない場所でクリックします。

すると以下のようにシミュレーションの設定値が回路図上に配置されます。

シミュレーション時間の配置

そしたらシミュレーションの実行です。

メニューの”Run”アイコンをクリックします。

シミュレーションの実行

実行すると以下の画面が表示されます。

シミュレーション実行後の画面

画面の上半分に黒い画面が表示されましたが、何も表示されていません。

これは、どの部分(ノード)の、何(電圧とか電流)をシミュレーションするのかが未定義のためです。

なので、抵抗R1とR2の間の電圧を出力するように定義します。

画面の下半分に回路図が表示されているので、抵抗R1とR2の間にマウスでカーソルをあわせます。

そうするとペンのようなアイコンが表示されます。そこでクリックすると、画面の上半分の黒画面に結果が表示されます。

シミュレーション結果

ちゃんと2.5Vが表示されていることが確認できました。

ちなみに電流値が見たいときは、部品の□端子付近にカーソルをあわせると虫メガネみたいな絵が表示されるので、そこでクリックするとその端子に流れ込む(または流れ出す)電流値が表示されます。

問題なく動作することが確認できたので、これからいろいろやってみたいと思います。

関連記事 LTspiceの記事一覧

関連記事 PSpiceの記事一覧

タイトルとURLをコピーしました