FT232HLモジュールを購入
パソコンと何かでシリアル通信をやってみたいので、とりあえず秋月電子でFT232HLモジュールを購入してみました。
購入したのは、以下の画像のモジュールです。

FTDI社のFT232HというICが実装されています。
基板にはUSBコネクタ(mini-B)が実装されていて、このコネクタとパソコンを接続します。
参考までに、購入した商品のweb siteはこちらです。
デバイスドライバのダウンロード
モジュールをパソコンに接続しても、デバイスドライバは自動でダウンロードしてくれないので、FTDI社のホームページからダウンロードします。
まずは、FTDI社のホームページに行き、Drivers -> VCP Driversを選択します。
次に、setup executableをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードが終わると、”CDM21228_Setup”というzipファイルが保存されます。
zipを解凍すると、”CDM21228_Setup”というフォルダが生成されて、フォルダの中に”CDM21228_Setup”というアプリケーションが入っていました。

“CDM21228_Setup”のアプリケーションを実行します。
以下の画面が表示されましたが、”インストールする”を選択しました。

次は以下の画像が表示され、”Extract”をクリックしました。

インストールウィザードの画面が表示されたので、”次へ”を選択しました。

使用許諾契約に同意して、”次へ”を選択しました。

インストールが完了しました。

パソコンとモジュールを接続
モジュールが認識されない!
デバイスドライバのインストールが完了したので、パソコンとモジュールをUSBケーブルで接続します。
が、モジュールが認識されない。。。
モジュールが認識されれば、デバイスマネージャにCOMポートが見えるはずですが、何も表示されない。。。
セキュリティ設定を変えてみたり、

“管理者として実行”してみたり、

しましたが、ダメです。。。認識されません。。。
モジュールが認識されなかった原因は
モジュールを認識してくれないので、もう一度マニュアルを読んでみたら、こんな記載が。

なんと、”JP3″というジャンパーピンをショートさせないと、USBバスから給電されないと!
と言う訳で、”JP3″をショートさせたらCOM3として無事に認識されました。。。

シリアル通信チェック
無事にモジュールが認識されたので、シリアル通信チェックです。
チェックと言っても、通信相手がいなかったので、モジュールのTXDとRXDをショートさせて、送信したデータが読み込みるかをチェックしました。
チェックの結果、問題なく読み込めていることを確認できました。
あとは、通信相手ができたらまたシリアル通信を試してみたいと思います。
それと、このモジュールは設定を変えることで、JTAG、SPI、I2C、Bit-bangも使えるとのことなので、いずれ試してみたいと思います。(Bit-bangって何か知らないのですが。。。)