
半年ほど前にキャットタワー麻縄を巻き直してみました。
関連ブログ キャットタワーの麻縄を巻き直してみました。100円均一の麻紐は相手にされず。
しかし、以前から麻縄が下方向にずれていったり、最近はついに麻縄が切れ始めました。

今回は、100円ショップで購入した100均グッズで麻縄をメンテナンスしてみました。
切れ始めた麻縄

上の2枚の写真は、2週間の麻縄の変化です。
2週間で麻縄の切れ方がひどくなった気がします。
やっぱり一度切れ始めると、進行が早いです。
なので、切れた場所の補強をすることにしました。
問題は、どうやって補強するか、です。
ガムテープとかセロハンテープで、切れた麻縄を巻く?
これは見た目が悪そう。猫も気に入ってくれないかも。
ノリとか接着剤でくっつける?
これだと猫が臭いを嫌がるかも。
あと、猫は爪も舐めるから、ノリを付けた場所で爪を研いで、それを舐めたら身体に有害かも。
なんてことを考えながら、最終的には下図のように、麻縄とは垂直に麻紐を巻くことにしました。

麻紐は100均で購入したもので、当初はこの紐でキャットタワーを修復したのですが、猫がお気に召さなかったので保管していました。
下図は実際の作業風景です。

100均の細い麻紐を、麻縄の下を通してクルクルと巻いていきます。
紐の先端はセロハンテープを巻いて、靴の紐のような状態にして固めておきました。この方が、麻縄の下を通しやすいです。
麻紐の先端はペラペラなので、セロハンテープなどで固めておかないと、縄の下を通しにくいです。
あと、ピンセットがあると便利です。
どこまで効果があるかはわかりませんが、切れた箇所だけではなく、その周りの数本の麻縄も巻き込んで紐でクルクルしてみました。
完成品は以下の写真です。

ここまでやると結構な時間がかかりました。。。
その割には、どこまで補強できたのか不明です。
細い麻紐なので、あっさりと爪で切られてしまうかもしれません。
でも、同じ麻なので、猫も気にいってくれるかもと思い、頑張ってみました。

あと、作業中はきっとネコが邪魔をしに来ます。。。
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ズレていく麻縄
猫は上から下に向かって爪を動かし爪研ぎをするので、麻縄も下方向にずれていってしまい、中の柱が剥き出しになってきます。

対策としては、麻縄を固定する金具をたくさん打てば良いのですが、これもけっこう大変です。
金槌でたたいても、なかなか金具が打ち込めないんです。
麻縄を巻く柱は段ボールで出来ていると思っていたので、「どんだけ硬い段ボール使ってんだよ!」と思ってましたが、とんでもない勘違いをしていました。

上の写真の通り、段ボールは柱の表面数ミリメートルで、芯はプラスチックでした。。。
これだと、金具を垂直に打ち込もうとしてもダメですね。斜めに打ち込まないと。
ただ、斜めと言っても角度が難しいです。金槌を使い慣れているわけではないので、叩いているうちに金具がずれていっちゃいます。
しかも今回は、すでに巻いていある麻縄に金具を追加していくので、新規に麻縄を巻いていくときよりも難しかったです。
【失敗談】100均の針金を使ってみる
針金で麻縄固定用の金具を作成
麻縄がずれないように固定するには、金具を斜めに打ち込むしかないという結論に達しましたが、金具がありません。
もともと打ち込まれていた金具があったはずですが、失くしてしまいました。
という訳で100円ショップに行きましたが、良い金具が見つかりません。
そもそも縄を固定できるようなU字型の金具がありません。
なので「無ければ作ろう!」というDIYの精神で針金を購入し、それをU字型に曲げて使うことにしました。

上の写真が購入した針金です。
針金の太さは5種類くらいあって迷いましたが、直径0.9mmのものを購入しました。
0.9mmに根拠はないのですが、太すぎず、細すぎずで。
ちなみに、下の写真が元々打ち込まれていた金具で、ちょっと平べったい形をしています。

一方、購入した針金をペンチで折り曲げて作った金具がこちら。

もともとが丸い針金なので、こんな形になりました。あと、金槌で打ち込むのが大変なので、ちょっと短めにしてみました。
自作の金具で麻縄を固定する
次は、針金を折り曲げて作った金具で麻縄を固定していきます。
金具を打ち込む前に、先の尖った道具を使って、あらかじめ浅い穴を空けておくと良いかもしれません。

浅い穴を空けたら、そこにU字金具を差し込んでラジオペンチで固定します。(この作業も難しい。。。開けた穴の間隔と金具の間隔が合わず、イライラしました。)

その後、金槌で金具を打ち込んでいきますが、この時、金具を手で押さえながら金槌で打ち込むのはやめましょう。手を叩いてしまって危ないです。
上の写真のようにペンチで金具を固定し、ラジオペンチごと金具を打ち込んでいくイメージで金槌を振り下ろします。
下の写真が金具を打ち込んだ後です。

そして、こちらの記事を参考に、猫が爪を引っかけないように金具を隠した後の写真です。

金具はうまく隠れたんじゃないかと思います。
しかしながら、この方法は難易度が高いです。5ヵ所くらいに金具を打ち込んだ後、力尽きました。。。
そして、これだけ頑張ったのに、
3日後

もう、この状態。。。
やっぱり自作の針金が悪かったみたいです。しかも、追加で打ち込んだ金具の数も少なすぎました。
針金のまとめ
ご覧の通り、針金でU字金具を自作して、麻縄を固定する方法は失敗です。
作業が大変だったのに、固定方法に失敗してショックです。。。
しかし、上の写真の通り、金具が剥き出しになっているので、早急な修理が必要です。
100均のコード止メ金具を使ってみる
100円ショップで探索
何か良いものはないか、いつもとは違う100円ショップに行ってみます。
そこで見つけたのがこちら。コード止メ金具。

コード類をまとめるための金具で、固定ができるようにクギがついています。

U字型だし、先の尖ったクギがついているのでプラスチックの柱にも刺さりそうだし、良いかも。
難点は、キャットタワーの見た目が悪くなりそう。
早速、購入して使ってみました。
コード止メ金具で麻縄を固定する
早速、使ってみました。

見た目は悪いですが、クギがしっかり柱に打ち込めるので、麻縄はしっかり固定されている感じです。
なので、これで固定すると決心しました。
こちらが最終型です。

一定間間隔で、サイズの違う金具を打ち込んでみました。
現在、これで麻縄にズレが発生しないか様子見中です。
コード止メ金具のまとめ
見た目は悪くなりますが、簡単に固定できました。
最初からクギも備え付けなので、固定方法も簡単です。
残る問題は、猫が爪を引っかけないかですが、それは次の”キャットタワーを90度回転“で対策です。
キャットタワーを90度回転
切れ始める麻縄、下方向にズレる麻縄の対策をやってきましたが、一番簡単で、最も効果的な方法は、キャットタワーを回転させることです。
これは我が家の猫の話ですが、いつも同じ場所で爪研ぎをします。
なので、一部分だけ麻縄にダメージがあるのですが、その他の場所はキレイです。
そして、これも我が家の話ですが、我が家のキャットタワーは土台にネジで固定されています。

なので、このネジを緩めてあげれば、簡単にタワーを回転させられます。
ちなみに、このネジは6角レンチのネジです。もし、同じ作業をされる方は、どんなネジが事前に確認しておいた方が良いと思います。
それで90度回転させた結果がこちら。ほぼ未使用な面なのでキレイです。

一方、コード止メ金具と麻紐で補強した面は、普段、爪研ぎに使わない方向に回転させました。

コード止メ金具も、切れた麻縄を補強した場所も、猫が爪研ぎしない位置に移動させました。
なので、爪を金具に引っかけることもないし、補強に使った麻紐を切ることもない、と期待しています。
まとめ
いろいろと書きましたが、結局は、タワーを90度回転させるのが一番良いと思います。
いろいろな方向から爪研ぎされていたら無理ですけどね。。。
我が家は、しばらくこれで様子を見てみます。
また、何か新しい発見があればブログに書きたいと思います。
