あまりゲームはしないのだけど、自宅の整理をしていたら、”F/A-18 Hornet”というマッキントッシュ用のフライトシミュレーターゲームが出てきました。
GRAPHIC SIMULATIONSというアメリカの会社が開発したゲームソフトです。
映画”Top Gun”や漫画”エリア88″の影響もあって、昔から飛行機は好きだったので購入し、一時期だいぶハマっていました。
これを機に、また飛行機ゲームを始めたくなったので、このブログでもいろいろ紹介したいなと思います。
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エリア88の漫画は全巻あったのですが、処分してしまいました。
いま思うと残念なことをしてしまいました。
プログラムはFD(フロッピーディスク)に
このゲームを買ったのは1990年代の中頃だったと思います。
当時、インターネットは家庭にまでは普及していなかったので、ゲームはダウンロードではなく、店頭で購入していました。
すでにほとんどのパソコンにCD-ROMドライブはあったと思うのですが、このゲームはフロッピーディスクで販売されていました。
今ではフロッピーディスクは全く見かけないので、懐かしいです。
当時は、1枚のフロッピーディスクにプログラムが入りきらない場合は、複数枚のフロッピーディスクに分けてプログラムが入っていました。
Disk1を読み込んだ後、”Disk2を挿入してください”なんていうメッセージを良く見かけていました。
マニュアル
いまはパソコンソフトのマニュアルは、ほとんどがpdfでダウンロードするものだと思います。
しかし、当時はちゃんと製本されていました。


分厚いマニュアルで、256ページあります。
しかも中身は英語!(日本語の簡易マニュアルもあったような気もします)
ただ、分厚いのには理由があります。
インストール方法やゲームの操作方法が記載されているのは、最初の50ページほどです。
残りの約200ページは、なんと本物のF/A-18ホーネットのマニュアル(らしい)!
もちろん、秘密情報などは削除されていると思います。海外に売り込むための、カタログに近いマニュアルなんだと思います。
下図は一例で、エンジンの分解図でしょうか???

“F404-GE-400 turbofan”って記載されています。”GE”というのはゼネラルエレクトリック社のことですかね?
このようなディープな情報が英語で200ページあります。飛行機好きの私でも、なかなか読む気にはなれません。
違法コピー防止
分厚いマニュアルは、さらにもう一つの役割がありました。
違法コピーの防止です。
パソコンソフトの違法コピーは当時から問題になっていました。
それに対してGRAPHIC SIMULATIONS社が取った対策は、マニュアルの全ページの下部に4つの単語を印刷することでした。
一応、塗りつぶしておきましたが、下図のように各ページに4個の単語が並んでいました。

これを何に使うかというと、ゲームの起動です。
ゲームを起動するたびに、”xxページのxx番目の単語の入力しなさい”と、求められます。
つまり、このマニュアルを持ってないと、ゲームを立ち上げることができませんでした。
データのコピーはできても、製本されたマニュアルに記載された単語をすべてコピーするのはなかなか面倒な作業です。
ゲーム内容
ゲームの内容は、F/A-18を使った戦闘で、舞台はイラクでした。
湾岸戦争の後だったので、イラクが選ばれたのでしょう。
基本的な流れは、以下のような感じだったと思います。
1、ミッションが与えられる
2、F/A-18に搭載するミサイルや爆弾を選択する
3、基地を出発
4、ミッションを遂行
5、基地に帰還
ミッションを遂行し、無事に帰還すると次のミッションに移れたと思います。
撃墜されると、お葬式の場面が表示されてゲームオーバー。
脱出装置も付いていたのですが、敵の支配地域で脱出すると捕虜になってゲームオーバー。
味方の支配地域だったら、次のミッションに移れたと思います。
あと、味方の飛行機や施設を攻撃すると牢屋に入れられた場面が表示されて、ゲームオーバーだったような気がします。
離陸や通常飛行は難しい操作ではなかったですが、空母への着陸はけっこうな確率で失敗していましたね。
あと、けっこうな確率で敵に撃墜されていました。
ミッションの成功はなかなか難しかった記憶があります。
難易度を変更する設定もあったのかな???ちょっと覚えていませんが。
私の場合、操作はキーボードを使ってやっていました。
飛行機ゲームなので、ジョイスティックでやりたいと思って買ったのですが、まったく操縦できませんでした。
ちょっと旋回しようとすると、クルッと機体が回ってしまい、そのまま平行に戻らず墜落です。
操縦が下手だったのか、ジョイスティックが悪かったのか、設定が悪かったのか、未だに謎です。


ちなみに、”F/A-18 Hornet 2.0 KOREAN CRISIS”も購入しました。
しかし、こちらは箱だけしかなく、中身のCD-ROMは廃棄してしまったようです、
ちょっと後悔。
グラフィック

このゲームのグラフィック画像は上のような感じです。
これは箱に印刷されていた画像を切り取ったものですが、実際のグラフィック画像もこんな感じだったと思います。
最近のリアルの映像とは比べ物にならないですね。
でも、今のマシンに比べれば、当時のマシンは非力でメモリ容量も少ないので仕方ないでしょう。
Mac Book Airではプレイできない。。。
フロッピーディスクとマニュアルを発見したら、プレイしたくなりました。
しかし、当時使っていたPower PCはありません。
Mac Book Airは持っているので、軽い気持ちでできるだろうと思っていたら、ダメでした。。。
Power PCからIntelに切り替わった際、Power PC用に作られたソフトウェアは見捨てられてしまったようですね。
Windowsのパソコンばかり使っていたので知りませんでした。
SheepShaverというエミュレータもあるようですが、環境構築大変そうなので、とりあぜず保留です。
iPhone、iPad用には販売されている
Mac Book Airにはインストールできなかったので、Apple Storeで売ってないかな~と調べたところ、売っていました。
しかし、iPhoneとiPad版のみ。
スマートフォンでプレイする気にはなれなかったので、こちらも保留です。

まとめ
あまりの懐かしさにブログにしてしまいました。
そして、また飛行機ゲームがやりたくなりました。
調べたところ、いくつか面白そうなフライトシミュレーターのゲームがありそうなので、プレイしてブログにしていきたいと思います。
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